LAグルメ紹介。

本日は、映画スター、マーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg)が経営するハンバーガレストラン、その名も「Wahlburgers」です。

マーク・ウォールバーグが経営と言っても、実際のところは、彼の兄弟であるPaulとDonnie、そしてMarkの3人が共同でパートナーを務める家族経営のレストランのようです。

最初のレストランは、2014年にマサチューセッツ州のHinghamという街にオープンされたようです。
その後、着々と店舗数を増やして行き、先日ここLAは、USC(南カリフォルニア大学)に隣接する、USC Villageの中にオープンしたようですので、さっそく友達を誘ってお邪魔して来ました。

USCキャンパスに隣接する商業エリアのようなところに位置していますので、思ったほど店内は大きくなかったです。
他の店舗ですと、通常フル・バーも備えられており、もっと開放的な感じだそうですが、ここはちょっとこじんまりといった感じでした。

店内に入ると、天井にはマーク・ウォールバーグがこれまでに出演してきた映画のタイトルが書かれてあり、壁には家族の写真が至る所にありました。

ランチ時に行きましたが、それなりに混雑していました。
10人くらいが常にレジに並んでいるといった感じで、とても繁盛している印象を受けました。
他の店舗では席についてからサーバーが注文を取りに来るといったスタイルのようですが、ここは規模が小さい為か、最初にレジで注文をして、オーダー・ナンバーをもらい、のちに客席まで運んできてくれるといったスタイルです。

メニューですが、基本はもちろんハンバーガーで、全部で10種類くらいでしょうか? いろんなハンバーガーがありますし、その他にもサラダやシェイク、サイドのポテトもいくつか種類があるようです。

今回私たちは初めてだったので、メニューにお勧めと書いてあった、Mom’s sloppy Joeというバーガーと、店内に新商品とあった、Impossible Burger、それにサイドに、スイートポテトフライとオニオンリング、そしてコーラを二つ注文しました。

支払いの後、オーダープレートを貰い、席に着く事約10分、フードが運ばれてきました。

ここで私たちは、思いのほか驚くことになりました

テーブルに運ばれてきたモノは、ハンバーガー1つに、サイドのポテトとオニオンリングにドリンク2つ、そしてそこにもう一つ、何やら得体の知れない料理があるではないですか?
私たちは確かに2つハンバーガーを頼んだはずであるのに、そこには一つしかなく、その代りに何か得体の知れないプレートが、、、

訳がわからなかった私は、フードを運んできたサーバーにこれは何と聞いたところ、「これはMom’s sloppy Joe’だ」と彼は言いました。
そうです、それはまさに私たちが頼んだ商品だったのです。 オーダーミスではありません、、、レシートにもしっかりそう書いてあります。
メニュー表には確かにハンバーガーのセクションにこのメニューがあった為、てっきりハンバーガーだと思っていましたが、いやはやこれぞアメリカ。なかなか難しいです、、、、(笑)

オーダーミスならここで返品も可能でしょうが、間違いなくこちらが注文してしまった為、気持ちを切り替えて、この得体の知れない料理を食べる事にしました。いえ、Mom’s sloppy Joeです。

見た目は、大きめのハンバーグにチーズが掛かってあり、その上にオニオンリングがのっているという印象で、とりあえずナイフで切ってみて、中の覗いてみました。中には、一番下に食パンが一枚ひかれており、その上に特製のミートソース?が掛かってありました。その上にチーズ、オニオンリングという訳の分からない組み合わせです。
気になるお味の方は、ソースがとても濃厚で、そこにチーズとオニオンリングが重なり合い、「とてもアメリカンな味わいです」(笑)
きっととんでもないカロリーでしょう、、、

ちゃんと運ばれてきた?ハンバーガの方もソースがアジアンっぽい感じで、とても変わった印象でした。
サイドのオニオンリングとポテトも悪くもなく良くもなくといった感じでした、、、。

総合点としては、決して悪くはないのですが、特別おいしいと言う印象もありませんでした。
その上、お値段の方はそれなりにします。今日は合計で約$38でした。

この値段を出すなら他にも色々と選択肢は出てきますし、ハンバーガーにこの値段は少しお高いような気がします。

ですが、LAに観光に来られているなら、店の雰囲気などはいいと思いますので、観光を兼ねて来店されるのはアリだと思います。

ちなみにこのWahlbuger、レストランだけでなく、これと同じ名を冠したテレビ番組も放映されているようで、ここではこの店でのドタバタ劇がお目に掛かれるようです。

テレビとレストラン共に、お時間があれば一度お試し下さい。