第90回アカデミー賞、全て発表になりましたね。

冒頭のレトロチックなオープニングから始まり、ジミー・キンメルのトークでスタートしました。

「今年は各受賞者の発表があってもスグには立ち上がらないで下さい」 と去年の作品賞発表のミステイクを早速ジョークにしていましたね。

一番の目玉である作品賞は、「THE SHAPE OF WATER」が受賞しました。

この作品は、「パンズ・ラビリンス」で有名なギレルモ・デル・トロ監督が異種間の愛を描き、第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたファンタジー映画です。
そしてこのギレルモ・デル・トロ監督にとっては、念願のオスカー初受賞で、今回は監督賞と共にダブル受賞となりました。
映画自体も合計で4部門の受賞となりました。

前哨戦である、ゴールデン・グローブ賞を受賞した「THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI/スリー・ビルボード」は惜しくも賞を逃しましたが、主演であるフランシス・マクドーマンドさんが、見事1996年の「ファーゴ」以来の2度目の主演女優賞を受賞しました。

去年一番のサプライズであった作品「GET OUT」も、見事監督賞を受賞しました。

その他では、我ら日本人であるKazuhiro Tsujiさんが、メーク・アップ賞を受賞しました。
過去に2度ノミネートがあるようですが、今回3度目の正直と言ったところでしょうか。
ホント誇らしいですね。

正直、賞自体は毎回見ていてあまり面白いものではないのですが(事実、視聴率は毎年低下傾向、、、) やはり年に一度の映画の祭典、最後は盛り上がるものですね。
去年の失態を繰り返さないよう、作品賞発表の前には、司会のジミー・キンメルが念押しをしたり、去年と同じフェイ・ダナウェイとウォーレン・ベイティがプレゼンターを務めるなど、なかなか面白かったですね。

来年も楽しみです。