もし、アメリカ、ロサンゼルスに観光や留学で来られたのなら、ぜひ行って頂きたい事の一つに、映画鑑賞があります。

映画鑑賞と言っても、家でDVDやNetflixを鑑賞するのではなくて、ぜひ、映画館へ行ってもらいたいんです。

ここLAには無数に映画館があります。
昔からある老舗の映画館や、ショッピング・モールなどに隣接しているシネマコンプレックスのような大型なものまで、ありとあらゆるものがあります。

なぜ自宅ではなく、映画館へ行ってもらいたいのかというと、雰囲気がまるで違うからです。
雰囲気と言っても、映画館の内装や設備の話をしているわけではなく、行ってしまえば、「お客さんの反応、リアクション」です。

つまり、アメリカ人のリアクションですね。

彼等は、映画鑑賞中でも、とても豊かに感情をあらわにしてきます。
基本映画館では静かにしているべきでしょうが、笑いのあるシーンではホントに声をあげて笑いますし、悲惨なシーンや、泣けるシーンなどでは、「Oh、No…」「Oh My God…」なんて普通に言っています、、、(笑)

アクション映画などによくある、ストーリーの終盤に主人公が悪玉を倒すシーンなどでは、一斉に拍手喝采になります。

ホントに良い映画を見終えた後では、拍手のみならず、スタンディング・オベーションまで起こる事さえ稀にあります。

日本でこんな光景をお目に掛かったことなんで一度もありません。

文化の違いというか、きっと国民性なんでしょうね。

初めてこちらの映画館で映画を見た時の感動は今でも忘れられません。

私は大の映画好きで、最低でも月1回は映画館に行きますが、夏の映画シーズンのように見たい作品が沢山あるときなどは、毎週のように出かけます。
アメリカにに来て10年以上にもなりますが、それでも毎回映画館に行くたびに、こちらのオーディエンスのリアクションは見ていて飽きません。
こういうリアクションを見ると、アメリカってやっぱいいな~ とか普通に思ってしまいます。(笑)

ちなみに、こちらの映画チケットは、安いです。

日本ですと、基本1800円だと思いますが、こちらではまだ$10しないところが普通にあります。
私が普段通っている映画館は、$5.50です。 
激安ですよね。

もちろん、こちらの映画館で映画を見るとなると、自宅でDVDやNetflixを見るのと違い、吹き替えや字幕がありませんから、そこには英語の壁が立ちはだかるかもしれませんが、ブロックバスター・ムービー(莫大な製作費を使った大型映画)なら問題ないでしょう。
例えば、スター・ウォーズやマーベルの作品などです。
たとえセリフがイマイチわからなくても、ストーリーぐらいは追えるでしょうし、大掛かりなアクションシーンは絶対に楽しめます。
ちょっとした英語の勉強にもなるでしょうし、、、

もし観光で来られているのであれば、ハリウッドのど真ん中にある、Chinese ThetreEl capitan theaterといった老舗の映画館で、観光も兼ねて映画鑑賞するのは、きっと旅の良い思い出となる事でしょう。
 

もしロサンゼルスに来られた際は、映画館で本場の映画を楽しんで見て下さい。