ラスベガスから行ける国立公園、、、

今回は、モニュメント・バレー(Monument Valley)を紹介したいと思います。

ここは、アメリカ合衆国西南部のユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯の名称であり、メサといわれるテーブル形の台地や、さらに浸食が進んだ岩山ビュートが点在し、あたかも記念碑(モニュメント)が並んでいるような景観を示していることからこの名がついたそうです。
古くからのナバホ族居住地域で、居留地となった現在では、その一部はナバホ族管轄のもと一般に開放する形で公開されており、ナバホ族の聖地とも呼ばれ有名な観光地となっています。
ここは映画でのロケ地としてもよく使用され、ジョン・ウェイン主演の西部劇の舞台として多数の映画撮影が行われたり、あの「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」や、最近では 「トランスフォーマー/ロストエイジ」のロケ地としても有名です。
皆さんも映画やテレビで一度は目にしたことがあるかと思います。

これだけ有名な場所ですので、ラスベガスまで来たら行かない訳には行きません。

ラスベガスからは、車で約6時間半。ですが、途中にグランド・キャニオンを通過することになりますので、ここを無視してそのまま現地まで向かうという方はほぼいないでしょう。基本はグランドキャニオンを観光してからモニュメント・バレーへ向かうというのが一般的です。
ラスベガスからグランドキャニオンまでは約4時間半、そしてそこからモニュメント・バレーまでは約2時間半ですので、ラスベガスを朝早くに出発すれば、途中グランドキャニオンに立ち寄っても、モニュメント・バレーには夕方頃までには着けるでしょう。
もしくはこの夕方頃に行くことをお勧めいたします。
なぜかと申しますと、ここで見るサンセットはとても幻想的です。
岩肌もところどころ金色に代わり、その瞬間の景観というのは、昼間とは違った雰囲気を醸し出してくれます。

グランドキャニオンからドライブして、暫くすると、遠くに今まで見たこともないオブジェが目に入ってきます。
モニュメント・バレーの手前にある最後の街、Kayentaまで来ると、もうモニュメント・バレーは目の前です。
ですが、ここはもちろん国立公園で、砂漠のど真ん中なのですが、やはり毎年世界中から大勢の観光客が訪れるという事もあり、この街にはマクドナルドや、バーガーキング、銀行、その上小さなモールまであります。ちょっとドン引きしてしまう部分もありますが、それはそれでちょっと面白いです。

そこからモニュメント・バレーの一番の見どころポイントであるビジターセンターまでは、約30分です。

ここまで来てしまえばもう着いたも同然です。

その後は、人生でお目に掛かった事のない絶景が目の前に広がります。

ちなみに、このモニュメント・バレーに立ち寄った後ですが、この時点ですでに夕方である場合、帰りは近くにあるモーテルにて1泊しましょう。
砂漠の中を夜間運転するのはとても危険ですし、ただでさえここまで長時間運転して来ている為、辺りが真っ暗になる前にはどこか泊まれる場所を確保しておく事が望ましいでしょう。

それではお気をつけて。