アメリカに10年以上生活していて、いまだによく聞く質問は、「LAの治安ってどうなの?」「危なくないの?」という質問をちょくちょく受けます。

ネットやガイドブックでもこういう質問は必ず存在しますよね。

まず、結論から申しますと、普通に生活してる上では危険なことはまずないでしょう。と言うのが本音です。

 

ご存知の通り、アメリカでは銃が合法化されていますし、スキッドロウと言った、スラム街も存在します。ホームレスの数も半端ではありません。おまけに、2018年からはマリファナが合法化されましたし、街を歩けば、いろんな肌の色をした方、様々な人種の方がおられます。

そして時々テロも起きますよね。1992年にはここLAでも暴動が起きました。

 

このようなイメージからか、やはり、アメリカ、ロサンゼルスは「危険なんじゃないか?」という疑問が湧いてくるのは当然の事かも知れません。

私自身も今では特に意識していませんが、はじめてアメリカにやってきたころは同じようなイメージを持っていました。

でも実際は、あなたが普通の生活を送っていれば、まず大丈夫でしょう。

こちらでは、公共交通機関、つまりバスや地下鉄に乗ると、結構変わった方々に出くわします。私見となりますが、LAは以前よりは交通網が発達して来てはいますが、まだまだ車社会です。

車がないと本当に不便です。

そして車を購入するとなると維持費がかかります。ガソリン代、自動車保険、メンテナンス等など、、、といことは、公共交通機関を使う方々は、車を買えない低所得者である方が大半です。つまりは、南米からの移民、不法労働者たち、アフリカンアメリカン(黒人)、ホームレス、といった方々、、、 もちろん普通に白人やアジア人もいますが。 その中に観光客がいるといった感じですかね、、、

いきなり日本から留学、駐在、観光で来た方なら、こういう光景に戸惑いを覚えるのは無理もありません。ましてや島国日本で、基本的日本人とだけ一緒に寝食を共にして来た我々には、違う人種の方々を見るだけで、「危険だ」「危ない」「物騒」と思ってしまうのは致し方ないのかなと思います。

ですが、現実的に、こういう方々が、公共の場で何か危害を加えてくるなんてことはまずありません。汚い言葉や、意地悪な態度というものには遭遇することもあるでしょうが、いきなりナイフを突きつけられた、銃が出てきた、とか、そういう事はあり得ません。 ここは外国ですが、列記とした先進国です。東南アジアやアフリカでもありません。みんな常識はあります。

つまりは自分から、そういう場所(スラム街、人影のない裏路地、夜の酒場、)に行かない限りはまず大丈夫です。安全です。普通の生活をしていて、こういう場所に行きことなんてまずないですよね?

ですので結論と致しましては、普通の生活を送っている限り、LAは安全ですよ。

ご心配なく。