映画好きの私ですが、正直公開前は特別興味はなかったのですが、日本で異例のヒットを更新している「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行って来ました。
ここアメリカでは11月2日に公開され、初登場1位で52億円の興行成績。
この時期ではとても見事な数字です。
アメリカの映画業界で11月の初頭と言うのは、これからのホリデーシーズンに向けた出だしの時期で、11月の半ばからは大作がこぞって公開されます。
ですので、この51億円という数字はとても意味があるものだと思います。
肝心のストーリーですが、要するにクイーンの結成から彼らのベストライブと言われる1985年のライヴエイドまでの軌跡を追ったもの。
正直、クライマックスのライヴエイドのシーンまでは特別ドラマチックな展開、演出はなく、淡々と映画は進みますが、最後のライブシーンは圧巻です。
忠実に当時のライブ映像が再現されており、臨場感タップリです。
もちろんこれとて彼らの数々の名曲がなせる業なのでしょうが、とにかくフレデイー扮する主演のRami Malekがとても良い!!!
彼独特の風貌もあってか、役への傾倒は相当なものです。
このライブシーンまでは正直なんでこの映画がここまでヒットするんだろう?と少々懐疑的でしたが、このライブシーンを見終わった後ではその疑問も払拭されました。
現在世界中で大ヒットしているようですが、中でも日本でのヒットはちょっと異様だとか、、、
通常映画と言うのは第1週目の興行成績がとても大事で、ここでいかにヒットするかで第2週目からの数字も大体決まってくるわけですが、つまり1週目以降は必ず2週、3週と数字は落ちて行くものなのです。
ですがこの映画に関しては が起こっているようです。
つまり、公開されてから2週目、3週目と日が経つにつれて、前週を上回っているとの事です。 これは公開5週まで続いた模様。
こんな事って基本ありませんからね、、、
記憶にあるのはタイタニック位でしょうか、、、古い(笑)
映画批評サイトであるRotten Tomatoesでは、62%とあまり高くない数字ですが、それでもこれだけヒットしているというのはやはり何かしら聴衆に訴えかけるものがあるのでしょう、、、
https://www.rottentomatoes.com/m/bohemian_rhapsody
(私のすぐ近くには日本人の老夫婦がおられましたが、ライブシーンでは急に立ち上がり一緒に歌っておられました、、、驚)
これからクリスマスに向けて多くの大作が公開されますが、ここアメリカでも異例のロングランとなりそうですので、この冬休みに御覧になられては如何でしょうか?
They will rock you!!! 間違いない!!!